超音波カッタ、初体験。Banggoodがレビュー用に送ってくれた。
試し切り
最初にビデオ。いくつか試し切りしてみた。
- たまごパック
- DVD-R
- 歯ブラシの軸
- プリント基板のパターンカット
- プリント基板(ガラエポ)のカット
- 木材
いろいろなものが切れるようだけれど、プラスチックが得意なようなので、そういう物を中心に試し切りしてみた。
まず、第一印象は、壊れてるのかと思った。電源を入れても音もしなければ振動もまったくない。動いている感じがまったくない。しかし、切る物に刃を当てると切れる。非常に不思議な感覚。
最初に切ってみたのがたまごパック容器。薄いプラスチック製。スパッと切れるのではなく、刃が当たるとニュルッと入っていく感じ。
刃物として切っているのではなくて、超高速に動くことで摩擦熱を発生させて溶かして切るらしい。だから、ニュルッとした感覚。高周波で水分子を振動させ、その摩擦熱で温めるのが電子レンジ。これは切るものと刃の機械的な摩擦で熱を発生させる。ちょっと似ている。レーザカッタも熱で焼き切るので、切断の原理は似ているのかも。
次はDVD-R(ポリカーボネート)。これは多少厚みがあるので簡単にニュルニュル切れるというわけにはいかないけれど、何度か刃を当てると切断できる。刃が入れば、そこからはゆっくり切っていける。
続いての歯ブラシの軸は熱で切っていく様子がよく分かる。刃を当てた部分が溶け出していく。
プリント基板のパターンをカットしようとすると、プラスチック素材と違って、振動が音になって聞こえる。また、反動も感じる。力はいらないので、細かいパターンも切れそうだけど、隣りのパターンに当たって切りたくないものまで切ってしまうかも。練習が必要そう。
ガラエポ基板は何度かスジを付けるようにして切断できる。今回はフリーハンドでやった。真っ直ぐ切るなら定規を当てたくなるが、プラスチックの定規だと溶けそうだし、金属の定規だと熱を奪い取られそうだし、さて、どうしたものか?
最後に、台に使った木材(かまぼこ板)。刃を当てたところが焼け焦げていく様子がわかる。薄い板らな切れそう。
切断時に気になるのはニオイ。プラスチックを熱で焼き切るので臭いが出る(塩ビ素材は熱によって塩素ガスが発生するので換気に充分な注意が必要らしい)。木材もそのままズバリ木が焼けるニオイがする。物によっては煙も出る。
それから、使用後は刃がものすごく熱くなっている。うっかり使用後の刃を触って軽く火傷のようになってしまった。この点も要注意。
内容物等
後先になったが、パッケージ内容など。


割と立派なケースに入っている。

本体の他に、滑り止めゴム、USBケーブル(電源ケーブル)、ACアダプタ、指先保護、替刃多種、カッティングマット(?)、取説(英語)。

先端のキャップには六角レンチが仕込まれている。これを使って、刃を交換する。

ACアダプタのプラグは残念ながらヨーロッパ仕様だけれど、Banggoodがオマケで変換プラグを付けてくれていた。入力はAC 100~240Vなので問題ない。変換プラグはケースの中に収まる。
なお、充電式ではない。ACアダプタで給電して使用する。
雑感など(クーポン)
「カッタ」と言っても、カッタナイフなどの刃物とはまったく違う異次元の切断感覚。似た感覚の物を強いて挙げるとすると、ニクロム線で発泡スチロールを切る感覚かな?熱で切っていくので似ている気がする。あれを他のプラスチックなどでもできるというような。
今回は主にプラスチックを相手にしたが、ゴムや布なども上手く切れるらしい。通常の刃物と違って引っ張って切るのじゃないので、そういう柔らかい素材も切りやすいのだとか。レザー(革)もいけるのかな?レザーだとニオイがすごそうな気がしないでもない。未確認。
電子工作的には、プラケースの穴開け加工に重宝しそう。他には、3Dプリンタで作ったものの調整とか。
一見すると刃物だけれど、その見た目からの印象とはまったく別の工具。力を入れずに切れる。非常に面白い。
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