14/18MHzのダイポールをちょっと調整してみる

14/18MHzの2バンドダイポール、一応使えてはいるのだけど、もうちょっと調整したいと思っていた。昨夜、TwitterでSmithチャート関係の話題の中で、このアンテナの状況を出したのがきっかけ。

現状

まずは、今現在の測定状況(昨夜、Twitterに書き込んだもの)。

18MHzの方はきれいにSWRが下がっているけど(帯域が狭い気はするが)、14MHzの方が落ちきってくれていない(1.4強)。しかしながら、ちゃんと見ると、Rs=73.2Ωで、これはダイポールのインピーダンスそのもの。JH8JNFさんに指摘されて気づいた。

Smithチャートではこんな感じ。

話の中で「14MHzの方のエレメントの頂角を狭くしたらどうか」というアドバイスを貰った。給電点を高くすればいいのだけど、現状ではそれは無理。高くできるものならしたいのは間違いないが。でも、エレメントの端点を下げることなら比較的容易に可能そうな気がする。これが、今回の調整の発端。

なお、測定には、OSA103 Miniのアンテナアナライザモードを使った。

OSA103 Miniとは? 先日、たまたま見つけたこちらのブログで、OSA103 MiniというUSBベースの計測器を知った。 ...

エレメントワイヤの張り方

現状のワイヤの状況をポンチ絵にするとこんな感じ。

二階家で、屋根の一部(図では右の部分)が高くなっている。TVアンテナのマストを利用して上げている。マストは90cm + 180cm。屋根馬の高さを入れてもせいぜい3mしかない。トタン屋根なので、かなり条件は悪い。左側のワイヤはトタン屋根から数十cmしか離れていない。右側は釣り竿を立ててそれに取り付けている。

上から見るとこんな感じ。

左側は14と18のワイヤがほとんど一緒に並んでいる。右は釣り竿で、これは二本あるので14と18とで分けている。

実は、他にも21/50MHzのエレメントもある(現状ではつながっていない)し、ロングワイヤのエレメントもあるので相当ごちゃごちゃしている。

それはさておき、14/18のエレメントの釣竿の方は、ワイヤを固定しているわけではないので、張りを緩めればワイヤがたるんで結果として頂角が多少狭くなるはず。こんな感じ。

ということで、やってみよう。

もう一度現状測定

すでに昨夜、一度測っているけれど、日によってSWRが変化することは経験済みなので、調整前にもう一度測定しておく。

まずは、OSA103 Miniのキャリブレーションから。

本来ならアンテナ直下で測るべきだけど、なかなか簡単ではないので。アンテナ直下での測定でなくても、同軸を含めてキャリブレートすれば、そこは考慮されるようになるのかな?まぁ、ともかく、今回は、無線機側での測定。

案の定、昨夜とは多少違う値。18MHzのSWRは少し高くなっているけれど、逆に、14MHzの方は下がっている(共振点も少し下がっている)。また、今日は風が強いので、測定結果がふらつく。

14MHzのワイヤを緩める

上の図のように緩めて測定。緩めると言ってもあまり緩めると屋根に当たるのでそう大して大きくは緩められないが。多少でも変化が見られればと。

あれ?確かに変化したけれど、期待した14MHzの方ではなく、18MHzの方に影響が出ている。しかも、悪化する方向に。14MHzの方はまったくといっていいほど変っていない。緩める方を間違えたんじゃないかと思うくらいだけど、エレメント長が違うので、見ればわかる。

18MHzのワイヤを緩める

14MHzのワイヤを緩めても14MHzの測定結果には影響がなかったので、まずは、これを戻す。と同時に、試しに今度は18MHzの方を少し緩めてみた。

14MHz側は相変わらず変化なし。18MHzの方は今日の最初の測定よりは改善している。

モノバンドアンテナではないためか(かつ、両バンドのエレメントの距離が近いし)、トタン屋根から近いからか、期待した方向への変化はなかったが、ワイヤの張り方で多少の影響があることは確認できた。

各バンド詳細測定結果

せっかくなので、各バンド周辺の周波数で測定しておいた。満足とはいかないけれど、妥協の範囲内かな。

14MHz

18MHz

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