WSJT-X 2.0-rc5をインストール

インストール

WSJT-X 2.0、次は12月10日のGA版(正式版)の予定だったのだろうけど、rc5がリリースされた。早速、インストール。

「2018年12月10日には77-bitメッセージが標準になる。2019年1月1日までに全員WSJT-X 2.0にアップグレードするように。」との案内。

変更点

rc4からの変更点は、Quick-Start Guide to WSJT-X 2.0の6ページに纏めらている。

Quick-Start Guide to WSJT-X 2.0
http://www.physics.princeton.edu/pulsar/K1JT/Quick_Start_WSJ…

抜き出しておこう。

Release candidate RC5: Several bug fixes and new features appear in releasecandidate 5. Here’s a brief summary list:
1. Make the “Auto Seq” checkbox sticky, again
2. Remove the 5-minute mouse timer
3. Correct the “worked before” logic for color highlighting
4. Add “No own call decodes” checkbox in WSPR mode
5. Display and log UTC (not local time) in contest operations
6. Validate contest QSO details before allowing logging
7. Force Aqua theme on macOS to avoid issues with Mojave dark theme
8. Move Fox log Reset action to Fox log window context menu
9. Improve layout of Working Frequencies and Station Information tables
10. Allow deletes and editing in Fox and Contest log windows
11. Add Tool Tips for Fox and Contest log windows
12. Fix a bug causing false AP decodes in JT65 VHF+ operation
13. Fix a bug that could switch unexpectedly from JT65 to JT9 mode

それと、運用周波数に関して、以前は7.078 / 14.078MHzが推奨されていたが、今回からはそうした制限(?)はなくなった。各バンド、通常のFT8の周波数を使用。ただし、オーディオ周波数は高め(2000Hz以上)で。以下、同資料から引用。

To make FT8 QSOs with stations who use version 1.x software:

  • You must use WSJT-X v1.9.1 or earlier
  • Operate in the standard FT8 sub-bands with audio Tx Freq < 2000 Hz.

To make FT8 QSOs using WSJT-X 2.0-rc5:

  • Operate in the standard FT8 sub-bands with audio Tx Freq ≥ 2000 Hz.

前回の問題点はどうなった?

さて、個人的に気になるのは、FT8 DXpeditionモードでの挙動不審。

WSJT-X 2.0-rc4が予定通りリリースされた。詳細と入手は下の公式サイトで。 今回からはFT8での1.9.x形式はサポートされ...

FT8 DXpedition Modeに関しては、旧版では次の問題があった。

  • メインウィンドウ内の任意の場所でEnterキーを押下するとEnable Txされる。そのため、周波数指定で「056k」のように入力して続けてEnterが押せない(代りにTABなら問題ない)。
  • QRGを動かした状態でSettings画面を開き、OKすると、QRGが変ってしまう。

rc4で直っていることを期待したが、残念ながら、そのまま残っていた。

これに関して、まず一つ目に関しては直っている。Enterキーを押してもEnable Txにはならない。が、より正確には、一瞬だけEnable Txになってすぐに解除される。(実質的に)直ってはいるのだと思うけど、Houndモードのときだけどうしてこんな不思議な動作になるんだろう?

二つ目は、残念ながら直っていない。この動作、よくよく確認すると、FT8 DXpedition Modeだけではなく、普通のモードでも、Settings画面を開きOKするとQRGが標準(登録済みの周波数)に変更される。なので、これは、通常の動作なのだろう。まぁ、もともとは、rc3で77-bitモードが選択制だったときにおかしな動きに見えたもので、rc4以降は77-bitに固定されるので問題ないだろう(77-bitになっているかSetting画面を開いて確認する必要がないため)。

ということで、懸念していた問題は直っていると見て良さそう。

LoTW関連に関しては、別記事に書いた通り。

WSJT-X 2.0-rc4で、起動時に「Error Loading LotW Users Data」が生じる問題、解決方法がわかった。 ...

運用してみる

実際にワッチしてみても相変わらずまだ77-bitに移行している局はほとんどいないみたい。信号はたくさん見えるが、デコードできる局はほとんどいない。

CQを出してみたら、国内局とアメリカ西海岸の局がスポットしてくれた。スポットされることも、まだ非常に少ないけど、信号は出ているようだ。


【追記】

FT8モードから、JT9モード・JT65もモードへの切替えでバグを見つけてしまった。

WSJT-X 2.0-rc5でJT9モードにしてCQを出してみたら、動きがヘン。途中で送信が切れる。FT8モードと同じ送信時間分しか送信して...
WSJT-X 2.0-rc5、FT8で運用していて、JT65モードに切り替えてもFT8のまま送信してしまう。 JT65モードにしても、...

もう一つ(別問題)。

WSJT-X 2.0-rc5、JT65でQSO終了後、ログ情報の時刻がおかしい。 1337のCQからQSOが始まり(こちらから見た...
スポンサーリンク
スポンサーリンク