JT65の汚い信号 – 歪んでいるのは受信側?

以前、JT65の信号が汚いという話を書いた。

たまたま、私の信号をモニタしていたjh8jnfさんから指摘を頂いた。2倍音が出ていると。氏によれば、オーディオ段のどこかでクリップしているの...

しかし、汚く見えるのは、実は受信側、つまり、自分の方に原因があるのではないかというのが今回の話。

捕まえた信号がこれ。

約1600Hzの信号、その2倍の3200Hz、3倍の4800Hzが見える。途中で受信周波数を+200Hz。そうすると、1400、2800、4200Hzになった。送信側で倍音を生じているのなら、間隔は変らずに全体が200Hzシフトし、1400、3000、4600になるはず。でも、1400、2800、4200になったのだから、受信側で起きているのだろう。

さらに、この強力な信号の影響で4000から上、100ごとに縞が入っている。+200Hzしてもこの縞は動いていないので、ここからも受信側で何か起きているとかんがえられる。

強力な信号が途中で送信を止めたら、上の縞も消えているので、この信号の影響なことも間違いない。

なお、この時点では、受信信号はPCのマザーボード上のサウンド入力に入れている。この入力はマイクとラインとの切替えができるのでラインにしている。インタフェース上のVRで信号を絞って、PCでのレベルは中間あたりにしている。

うーん、無線機(TS-690)の受信音が歪んているんだろうか…。

ところが、一つ面白いのは、無線機の電源を切った状態でWSJT-Xを動かしてみると、4000からの100刻みの縞が見えること。

無線機の電源を入れると、もちろん、この縞は消える(強力な信号が入ると発生する)。


問題はすべて受信側かというと、そんなこともない。

上の信号、約1100Hzが元で、倍音が2200、3300、4400Hzあたりに見える。200Hzずらしたら、900に対して1800、3600が見える。これらは受信側で発生したものだろう。しかし、これだけでなく、2050あたりに強いのが見える。2200から受信周波数をシフトした量だけ動いているので、たぶん、送信側で生じているもの。3300くらいだったのは3000弱に移っている。うーん、これは、送信側と受信側の合せ技?

別の無線機で受信してみたらハッキリするだろう。

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