TS-690 + RTL-SDR + HDSDRでバンドスコープ化 – イマイチな結果

TS-690のIF信号を取り出して、RTL-SDR経由でHDSDRに突っ込めばバンドスコープになるだろうという話。結果から言うと上手くいかなかった。

参考にしたのはこちらの記事。

FNX-PAN Ten dollars SDR Panadapto | JA5FNX
http://bun.dokidoki.ne.jp/xoops/modules/weblog/index.php?use…

こちらに非常に詳しい手順が解説されている。例示されている機種は、IC-706、IC-7000、TS-690と、ずばり、TS-690が入っているので助かる。

この記事にあるように、TS-690の場合、第一IFのフィルタの手前と後ろにテストポイントがあり、そこからIF信号を取り出すことができる。

このテストポイントには、PHコネクタ(2ピン)が使われていた。当初、自分で圧着してやろうとしたのだけど、細かすぎて断念。出来合いのケーブルが売られていたのでそれを買ってきて4pFのセラミックコンデンサを介して取り出すことにした。

上の写真のように、コネクタを差し替えれば、TP1、TP2のどちらからでも信号が取り出せる。

外部への引き出しは、SMAコネクタ経由で。50MHz帯は10W機なので盲板がついている。ここに穴を開けてコネクタを付けた。

RTL-SDRとの接続は、電気的に分離した方が良いだろうと思い、ガルバニックアイソレータをかました。

ということで、早速、つないでみる。HDSDRの設定はこんな感じ。

ポイントは、IF-frequencyを取り出した信号の周波数、つまり、TS-690の第一IFの周波数である73.05MHzにすること。これでモニタできるけど、これだとスコープの左端がその周波数になる。中心をその周波数にしたいので、200kHzの範囲をモニタするとして、中心が100kHz。この分を引いた周波数、72950000HzをIF-frecuencyに設定し、Global Offsetに100000Hz(100kHz)を設定する。これで、前後を見られるようになる(やってみてわかったけど、ちゃんと理解しているわけではないので、間違ってたら教えてください)。

では、まずは、TP1。フィルタの前なので、広帯域の信号が見られるはず。

確かに見られるが、有りもしない信号を大量に表示してしまう。混変調か?RTL-SDRの限界だろう。

次にTP2からの取り出し。

これならきれいに見られるが、フィルタでバッサリ切られていて、極限られた範囲しか見えない。フィルタが効いている証拠ではあるが、これでは「バンド」スコープにならない。

うーん、残念…。

無線機のIF信号を取り出すよりも、受信用アンテナとしてMLAでも上げてRTL-SDR単体で使った方が実用的な気がする。

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